
平成30年度食品技術シンポジウム『岡山発!「麹」を活かしたものづくり」に参加してきたのでレポートするよ!
岡山発! 「麹」を活かしたものづくり日本では、昔から、「麹」が日本酒・味噌・醤油などさまざまな発酵食品に利用されてきています。黄麹菌 (アスペルギルス オリゼ)は2006年に日本醸造学会大会で「国菌」と認められています。黄麹菌以外に、白麹菌・黒麹菌・紅麹菌なども知られており,それぞれが発酵食品の製造や、食品酵素の製造に活躍しています。
また最近では消費者のニーズの高まりにより,塩麹や甘酒の製造が増加しています。
本シンポジウムでは,「麹」の利用に関する専門家の講演と企業の商品開発事例紹介をしていただくと同時に,岡山の地方から消費者と企業が一体となって新たな商品開発を目指すためのディスカッションを行いたいと思います。
岡山県産業振興財団 HPより
「ようこそ“麹の世界へ”」
いろんな発酵食品を作る時に使われる「麹」のタネとなる「種麹」を製造している樋口松之助商店さん。
麹菌の種類やそれぞれの性質、発酵食品の製造過程の違い、麹菌を活かした新しい商品開発(食品だけじゃなく化粧品や歯周病ケア用品)など
専門的な話をたくさん聞けました!
かもす 
まめこ
専門的な話をたくさん聞けました!

2013年にユネスコ無形文化遺産に「和食:日本人の伝統的な食文化」が登録されたこともあり、発酵食品の中心になる麹菌と麹は海外からも大きな注目を集めているそうだよ!

発酵食品の素になる麹菌や麴は昔からある伝統的なものだけど、まだまだ発展途中なんだね!
「麹を利用した調味料の開発」
東京農業大学 応用生物科学部醸造科学科 教授 前橋 健二 氏
日本だけじゃなく文化があるところに発酵があって、日本の発酵食品の特徴は多くの発酵調味料が存在すること。
和食を支える調味料の数多くが伝統的な発酵調味料であり、その素になる麹の調理効果や働き、特徴について詳しく聞けました。
和食を支える調味料の数多くが伝統的な発酵調味料であり、その素になる麹の調理効果や働き、特徴について詳しく聞けました。

たしかに必ず和食には発酵物(しょうゆ、みそ、みりんなど)が入るね!
紹介されていた島根・邑南町と東京農業大学で共同開発したハーブ塩麹
邑南町の特産のローズマリーの香りを活かした塩麹!料理に使ってみたいです(^^)

塩麹や醤油麹、あたらしい発酵調味料もどんどんでてきてるね!
「麹を健康生活に活かす 」
代表取締役社長 山辺 啓三 氏
味噌のワークショップや勉強会などを積極的に開催しているまるみ麹さんが「麹を健康生活に活かす」をテーマにお話ししてくれました。

まめこ おいしい発酵食品を食べて健康に!

麹を毎日の生活に上手に取り入れていくことが「健康」に繋がっていくんだね!

以上かもすのイベントレポートでした。
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